授乳期間中でも次の妊娠を考える方はいると思います。
また思いがけず妊娠された方もいることでしょう。
授乳期間中に妊娠すると、お医者さんによっては、すぐに断乳するように言われ、急いで断乳してしまうお母さんが多いようです。
お子様によっては2、3歳くらいまで卒乳ができない場合もあります。
急いで断乳をしてしまうと、お子様にもストレスになってしまいます。
お医者さんが授乳期間中の妊娠で断乳を勧めるにはわけがあります。
赤ちゃんに乳首を吸われ母乳が製造されると、オキシトシンというホルモンが分泌されます。
このオキシトシンは陣痛促進剤にも使用され、お母さんの子宮の収縮を促します。
そのため流産の危険性があるので、授乳をやめるようにとお医者さんから指示されるのです。
しかし、オキシトシンは妊娠23週以下の妊婦さんに投与しても、陣痛は起こらないそうです。
ですから、お母さんの経過さえよければ、妊娠23週までは授乳が可能ということになります。
海外では妊娠中も授乳を続け、出産後、上の子にも下の子にも授乳するというお母さんはたくさんいます。
ただ、妊娠するとお母さんのホルモンの分泌もかわってくるので、母乳が出にくくなったり、体調が思わしくなかったりすると、授乳が難しくなってきます。
また、授乳をするとお腹が張りやすくなるので、妊娠中の授乳は気をつけなくてはいけません。
妊娠したからといって、授乳をすぐにやめなくてはいけない、ということはないので安心してください。
妊娠がわかったときから、飲酒をやめたお母さんは多いことでしょう。
また授乳中のお母さんなら、飲酒はまだまだお預けになります。
もし飲酒をしてしまって、その後に赤ちゃんに授乳をしてしまったら…どうなるのでしょうか。
飲酒によるアルコールは、中枢神経に作用して意識障害がおきたり(酔いの状態)、肝機能に影響します。
赤ちゃんは、中枢神経細胞・肝細胞などが未熟なので、このアルコールの影響を受けやすいのです。
お母さんが飲酒をして、赤ちゃんに授乳をすると、母乳を通してアルコールを与えることになります。
たとえそれがわずかな量でも、赤ちゃんがアルコールを分解する能力はとても低いので、肝臓などへの負担は大きくなります。
授乳中の飲酒によって、赤ちゃんがアルコール中毒・低プロトロピン血症による出血・偽クッシング症候群(肥満や成長遅滞、円形顔など)を発症した例もあります。
また、授乳前の飲酒で、赤ちゃんが酔っ払って顔が真っ赤になったという話も聞きます。
どうしても授乳中に飲酒がしたいのであれば、飲酒の前に搾乳をしておく・ミルクに切り替えるなど赤ちゃんにアルコールの影響がないように方法を考えてあげてください。
もし飲酒をしてしまって、次に授乳をするのであれば、半日以上は時間を空けなくてはいけません。
飲酒の量にもよりますが、赤ちゃんにアルコールを与えず、発達障害などを起こしたくないのであれば、それくらいの時間は必要です。
何よりも、授乳中は飲酒を控えるというのが、赤ちゃんにとって一番いいことなのです。
授乳の時間は、赤ちゃんによって、まちまちです。
産まれてすぐは、授乳の時間も定まっておらず、赤ちゃんによっては、30分置きに欲しがるといった場合もあります。
また、日によっても授乳の時間は違います。
昨日は2時間置きだったのに、今日は1時間置きにおっぱいを欲しがるなんてこともあります。
赤ちゃんが産まれて、1ヶ月ほどはなかなか授乳の時間も安定しません。
しかし、2ヶ月、3ヶ月と経つごとに、授乳の時間は定まり、赤ちゃんもまとまって寝てくれるようになります。
赤ちゃんの多くが4ヶ月ごろになると、授乳の時間が3から4時間置きに落ち着きます。
最初の頃は、昼夜の区別がついていないので、夜も1時間置きに授乳をし、寝かしつけて、やっと寝たと思ったら、また授乳の時間がやってくるといったハードなスケジュールだったのが、4ヶ月ごろになると、ほっと一息できる時間もでてきます。
授乳の時間で一番つらいのは、夜ではないでしょうか。
いくら24時間体制で育児をするといっても、まだお母さんの体も元に戻っておらず、体力も落ちたままで、睡眠不足といった状態での授乳はつらいものです。
夜から朝にかけて、ぐっすり寝てくれるようになるまでは、まだまだ時間がかかります。
夜中や朝方に授乳をするのは、とても眠たくて、つらいものですが、赤ちゃんにとっては、安心できる要素なのです。
赤ちゃんによっては、急におっぱいを欲しがらなくなることもあります。
そういうときは、病気を疑うと同時に、授乳の時間を変えてみると、おっぱいを飲むかもしれません。
多くのお母さんにとって、夜中の授乳はつらいものでしょう。
赤ちゃんの月齢がすすむと、昼間もあんまり寝なくなり、起きている時間も長くなるものです。
そうなってくると、お母さんは赤ちゃんと一緒に、昼間に休む時間も減り、睡眠不足が続いていきます。
夜中から朝までぐっすりと寝てくれる赤ちゃんはめずらしく、1歳前後のお子様でも夜中に1度は起きる子がいるくらいです。
特に母乳は消化がよく、腹持ちが悪いために、生後すぐの赤ちゃんは夜中に何度も起きてしまいます。
そのたびに、眠さを我慢しながらあげる授乳というのはつらいものです。
だんだんと赤ちゃんの月齢がすすんでくると、夜中に起きるのは、お腹がすいたからという理由ではなくなってくるようです。
まだ生後5ヶ月ごろまでは、お腹がすいた、オムツが気持ち悪いなど、生理的な理由で夜中に起きてしまうことも多々あります。
しかし、6ヶ月ごろになると、昼間見たものを夢に見て、不安に感じたりして起きてしまうことが増えてきます。
いわゆる夜泣きが始まる赤ちゃんもいるのです。
そういうときに、赤ちゃんが安心するためにお母さんのおっぱいが必要になります。
夜中の授乳はつらいものですが、赤ちゃんが安心できるのは、お母さんのおっぱいだけ、と考えると、とても愛しく感じます。
そのうちに、昼間の授乳もなくなり、おっぱいをあげるのは、夜中だけになっていきます。
夜中の授乳もなくなってしまうと、一番さみしく感じるのはお母さんではないでしょうか。
外に出かけると、授乳室を探すのに手間取ることがあります。
まだ赤ちゃんがいなかったころは、出かける前に授乳室の有無などを確認することもなく、気軽に外に出れていました。
ところが、いざ赤ちゃんを連れてのお出かけとなると、授乳室の有無を確認したり、オムツ換えのスペースがあるかどうかを確認したりと、事前に準備をするようになりました。
授乳室だけではなく、ベビーカーでも入れるところなのか、バリアフリーなのか、通路は広いか狭いかなど、調べることや知りたいことはたくさんあります。
繁華街になればなるほど、子連れに優しいとは言えず、反比例してしまいます。
車で行動すれば、授乳室もオムツ換えも困りませんが、電車やバスなどの公共の交通機関を利用するとなると、授乳室などが備えてあるところにしか行けません。
そうなると、休みの日に行くところといえば、いつも決まったところになるのです。
また、授乳室があるところでも、狭くなってしまうと、お母さんと赤ちゃんであふれかえってしまいます。
おっぱいを待ちきれない赤ちゃんが泣き叫ぶこともしばしばあります。
他にも、授乳室が汚れている、または暗いところも、赤ちゃんにおっぱいをあげる気力を半減させてしまいます。
そういった心配のない授乳室をもっと増やしてもらいたいのが、今のお母さんたちの願いです。
大型のショッピングモールが最近人気なのは、赤ちゃん連れでもスムーズに行くことができ、キレイで広い授乳室が備えられているからではないでしょうか。
授乳中にダイエットをしてもいいのでしょうか。
産後のたるんだ体型を妊娠前に戻したいのは、全てのお母さんが思うことです。
産後の体型は、妊娠前に比べると、1.5倍はたくましくなっているような気がします。
人によっては、体重も体型もずいぶんと増えてしまったという方もいるでしょう。
授乳中であれば、おっぱいもふっくらしたままで、それは仕方のないことでしょうが、とくに気になるのは、お腹とお尻です。
産後は骨盤がゆるんだ状態になるので、これが開いたままだと、当然お尻は大きくなります。
また、腹筋が使われていない状態が約1年続いているので、お腹もたるんでいることでしょう。
産後、妊娠前よりもスリムになっている方は、まず骨盤をきっちりと締め、腹筋を鍛えています。
産後のゆるんだ骨盤は締めやすく、妊娠前よりも矯正することができます。
骨盤が硬くなるのは、産後6ヶ月から1年といわれています。
それまでに矯正をすることをオススメします。
これだけでも、十分なダイエットと言えますが、授乳中はおっぱいを赤ちゃんに与えていることもあり、お腹がとても空きます。
さらに、おっぱいを通して赤ちゃんに栄養を与えなくてはいけないのですから、授乳中は食事制限などのダイエットはオススメできません。
もっとも、授乳には吸う方もあげる方も体力がいるのですから、食事制限などできないと思います。
妊娠前よりもキレイな体型になりたいと思うお母さんで授乳中の方は、運動によるダイエットで、体力づくりもあわせて行うほうが向いていると思われます。
授乳中の食事に気を配っているお母さんは多いと思います。
赤ちゃんはおっぱいを通して、お母さんから栄養を得ています。
お母さんが食べたり、飲んだりしたものが、そのまま赤ちゃんに与えられているのです。
授乳によって赤ちゃんに栄養がいくと考えれば、お母さんの日々の食事がどれだけ大切なものかがわかります。
しかし、産後すぐは赤ちゃんのお世話や家事などで、なかなか自分の食事に気を配れないのも実情です。
里帰りや実家に住んでいるお母さんならば、食事をつくってもらったり、赤ちゃんのお世話をしてもらっている間に自分の食事をつくったりとできますが、多くのお母さんがそうできるわけではありません。
授乳中のお母さんの食事で気をつけたいのは、油っこいもの・糖分を含んだものを控えるということです。
授乳中に油っこいもの・糖分を含んだものを摂りすぎると、乳腺炎になってしまい、おっぱいが詰まってしまいます。
おっぱいが詰まってしまうと、赤ちゃんに授乳ができなくなり、お母さん自身もおっぱいが痛くて、つらい思いをしなくてはいけません。
授乳中の食事ではイタリア料理や中華料理は控えましょう。
授乳中の食事に向いているのは、和食です。
和食ならば、カロリーも低く、油も抑えてあるので、授乳中のお母さんには最適です。
お母さんが自身の食事を作るときは、和食を意識して料理するといいでしょう。
また、月齢がすすんでくると、赤ちゃんにアトピーやアレルギーといった症状も出てくる場合もあります。
授乳後は赤ちゃんの様子をよく見て、お母さん自身の食事に気を配りましょう。